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大久保 健一 / KENICHI OHKUBO 照明器具屋

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KENICHI OHKUBO | 大久保 健一

WORKS

 

海の表現として今回チャレンジした場所は、エントランスからすぐのバーコーナーでした。波打ち際のコーナーとして設定されたこの空間には、天井に波をイメージした下がり壁を幾重にも重ねる事で、海中から水面を覗いている様な演出をしたり、ワインクーラーを水槽に見立て、ワインボトルがその中を泳いでいる様な不思議な感覚を演出する凝った空間作りをしていた為、ここで何かをしようと決めました。

波型の下がり壁の間にバーカウンターに必要な光(他との融合を考慮してハロゲン色の光にて)を仕込みつつ、水槽(ワインクーラー)には銀座店でやった、スリム管の調光による混色と言う手法を取り入れました。今回は時間を追う毎に深く海に潜っていくイメージを出したかったので、水面から徐々に深海へ移動していくイメージを、昼白色と青のカラーランプで表現しました。またワインクーラー内には水面から光が差し込んでいる雰囲気を出すために、何台か高色温度のハロゲン(狭角)を設置したりもしました。

それから通常のワインクーラーと違い、魚に見立てたボトルは、お客様の方を向いてディスプレイされる為、折角ならそのラベルをしっかり照らそうと言う事で、これも高色温度のハロゲンを使い、ラベルを明るく照らしました。バーカウンターのハロゲン色とは、波型の下がり壁が上手い具合に仕切りとなって、同じ空間に共存させてもしっくりと融合できました。

シーン設定としてはランチタイム・アーリーディナータイム・ディナータイム・バータイムとイベント用にディスコタイムの設定をしてましたが、ランチの昼白色から少しずつ青を足していき、バータイムやディスコタイムにはワインクーラーが真っ青に染まるように設定しました。またバーカウンターの光を落としても、ラベルあての光は残し目に設定する事で、暗くなっていく毎により水槽の様に見える工夫もしてあります。

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